Gallery Report
- 自作洗浄台
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最近、洗浄台が欲しいなぁと思ってたら、OT誌に自作レポートが掲載されてましたね(>_<)。それ読んで決心しました。(だいぶ参考にしちゃった)使用するのは実際キッチンで使ってたお古のシンク(ちとデカイな…)。それと灯油用の電動ポンプ。骨組みは2×4材。
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材木をカットします。
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シンク裏側の骨組み完成です。
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足を付けて、各部を補強。ポリ缶が乗せられる台も設置。キャスターは四つ角はと真ん中、ポリ缶台の下にも付けました。
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ポリ缶とシンクを設置して完成。
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ヘッドもスッポリ(^_^)
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蛇口部はフレキに交換したいところですが、とりあえずこれで。2×4骨組みは雑誌をだいぶ参考にしました。ただ今回のシンクは大きいサイズでしたので、より頑丈にしたつもりです。蛇口とスイッチを制作してませんので、費用はかな~り安いです。まぁ中古シンクは持ってたので、2×4材だけでしたが…
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- 発泡ウレタン注入
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今回使用したキット「Y Speed」さんの「ハードウレタン 6」です。2液タイプで6リットルと、計量カップ2ヶ、漏斗2ヶ、手袋2ヶ、攪拌用割り箸2ヶです。
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まずはテストです。
100mlづつを攪拌していらないコップ等に注ぎます。気温は30度位で発泡まで約1分半程度でした。 -
サイドシル注入は一度で行わず、3回に別けて作業します。ますはフロントをジャッキアップしてサイドシル下部に注入します。
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今回は既に内装は勿論アンダーコートも剥離済みの車でしたので簡単でしたが、通常はシートを取り外し内装を捲り、周辺の部品は外してしまった方が良いと思います。
サイドシルには細かい穴が沢山開いています。実際に注入するための穴を残して全てガムテープで塞ぎます。注入用の穴は大きめの穴が良いです。 -
注入する際、漏斗等は使用しませんでした。500mlのペットボトルを6本程使用しました。これなら一回使い切りで捨てられるためです。 200mlづつ合計400mlならこのペットボトルに収まりますし、入れたらキャップをして振ればすぐに攪拌できます。
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200mlx200mlをペットボトルで攪拌し注入します。注入が終わるとすぐに発泡が始まりました。ボディはだいぶ高温になっているからでしょう。
マスキングなどが甘いと思いもよらぬ所からモコモコ出てきます。ここは隠れてしまうので問題ないですね。でもシートベルトなどを外してしまっているとそのスペースが無くなり後で取り付けられなくなりますのでご注意を。 -
下回りはスポット溶接されていますが、その間が少しでも開いているとどんどん出てきますので、下回りはびっちりとガムテープ貼りしといた方が良いかもしれません。
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左右のサイドシル後部に注入できたら、リヤをジャッキアップしてサイドシル前部に注入します。容量は後部と同じ200mlx200mlです。
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フロント部も注入できたら、最後にジャッキを下ろしてサイドシル中央部にも同じ量を注入します。
ガムテープを剥がして突起している部分や零してしまった所をカッターナイフで削り取ったら完成です。
今回は一回に付200mlx200mlづつ注入しましたので、片側で1.2リットル注入した事になります。
と言うことはE7#の場合、サイドシルだけなら3リットルあれば足りるようです。「Y Speed」さんには「ハードウレタン 4」と言う4リットルの製品もあります。
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- エアダム修復レポート
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サーキットにて大破してしまったエアダムをFRPで補修します。
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割れてしまった箇所は裏側からFRPを貼ります。
出来るだけ広範囲に貼った方が強度が出ます。端の部分は少しはみだした形で貼ります。
FRPが硬化するのを待ちます。
硬化剤の分量を間違えるとなかなか固まりませんのでご注意。 -
FRPが完全硬化したらはみだした部分をベルトサンダーなどで削り取ります。
工具が無い場合はサンドペーパーなどでひたすら削りましょう。 -
FRPで全体の形が戻ったら、パテで表面処理をします。
パテの入る部分を少し削っておきます。表面を荒らしておいた方がパテの付きが良いです。これは先のFRPも同じです。
一度目のパテは少し多めに盛りましょう。パテが硬化したら、800番程度の粗いペーパーで形を作ります。オービタルサンダーなどあると便利です。 -
パテ処理は上手く行くと2回で終わります。
粗削りで形が整ったら、低い箇所や巣穴が空いている箇所にパテを薄くのせます。今度は慎重に研ぎます。この後は完璧になるまで(自分が納得のいく時点で良いと思います)、繰り返しパテ処理をします。 -
パテ処理が仕上がったら、表面を脱脂してプラサフを吹きつけます。プラサフはケチらず沢山のせた方が良いです。細かい傷などはプラサフ&水研ぎで消えますから。
乾いたら、1000番程度の耐水ペーパーで水研ぎします。水研ぎは軽く当てます。指で触ってつるつるになったら終了です。 -
脱脂をしたらいよいよボディ色を吹きつけます。
塗装は最低でも3回に分けて吹きつけます。1度目は軽く塗料がのる程度、2回目は白なら全ての部分が白くなる状態まで、3回目でスプレーをゆっくり動かし、塗料を多くのせ、艶を出して完成です。この3回目が慣れるまで難しく、簡単に言うと「塗料が垂れる寸前」が一番良いのです。・・・難しいですね(笑)。
今回は缶スプレーを使用して塗装しました。やはりコンプレッサーとガンを使用して塗装した方が良い仕上がりになりますが、ボディ色が今回のように白とか原色に近い色であれば、エアダムくらいは缶スプレーで十分かと思います。また割るかもしれませんしね(笑)。缶スプレーも私の経験上「ソフト99」のスプレーは使いやすいです。
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- エアダム修復レポート
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今回は、バラバラ状態のエアダム修理です。
分割されてしまっているので、まずは元の状態に合わせて固定します。本来なら仮の宛板を作り、それをビス止めするのがしっかりするのですが、今回は簡易的に直します。 -
割れた部分を合せたら表面から布製のガムテープを貼り固定します。この時、合せ面の角度が自然になるように良く見ながらしっかり固定します。
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破損した際に紛失してしまっている箇所には表面から薄いプラ板を宛てがってガムテープで固定します。
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FRPの作業は前回同様に貼ります。やはり広範囲に貼り付けた方が良いと思います。
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今回使用した、FRP、ガムテープ、プラ板です。
FRPの樹脂を入れる物としてポリ容器を使用すると再利用できて便利です。固まってから樹脂がそっくり取れますので・・・。 -
FRPが硬化したら仮組をしてみましょう。
合せ面がずれているとボディに合いませんので・・・。
因に今回もやはり合わなくて、一度割って再度FRPで付けました。 -
形が出来たら表面処理です。パテを入れる部分はベルトサンダーなどで削り込んでおきましょう。
パテ処理は前回同様です。今回は4回程入れました。 -
表面処理で使用した道具、材料です。
パテは「ソフト99」のパテは滑らかで使いやすいです。
パテを練るパレットは長年愛用の手作りです。因に木製の合板で、裏には引き出しの取っ手がついております。
サンドペーパーは強いて言えば「3M」製が使いやすいです。
因みに色はJZA80スープラなんかのグレー(ブルーイッシュグレー)です。
今回も缶スプレーを使用して塗装しました。
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- 脱リーフ、4リンク化
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ドナー車はAE86後期型GTV。
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各ブラケットは酸素で切り飛ばす。
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リヤのリーフスプリング、ホーシング、ショックアブソーバー、ガソリンタンクなど全て外します。
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コントロールアーム(下側)は、リーフスプリングのブラケット(前側)付近と近いので、その部分に4リンク用ブラケットを溶接する。
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コントロールアーム(上側)は、フロアに直接4リンク用ブラケットを溶接する。
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問題はショックアブソーバー。
4リンク車はフレームがボディ内側に湾曲していてその部分にアブソーバーが通り、タイヤハウス内側付近にマウントされるが、バンボディはフレームが真直ぐなので、フレーム加工が必要。
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フレームを半分程、タイヤハウスをだいぶ切り込み、そこに車高調を通す。
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10cm幅のC鋼を横に流して、そのC鋼に車高調をマウントする。
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ラテラルロッドも削除してあるブラケットをフロアに直接溶接する。
溶接だけだと不安なため、フロア貫通で宛て板とボルト止めをした。
ブラケットはフレームの外面から内側のフロアに向かって約20cm程の物で、フレームに当る部分はブラケットを切り込んだ形状に加工してある。 -
ATL(45L)
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45LのATLを50L用のアルミコンテナに燃料ポンプと一緒に収めて、フロアから吊る。
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フロア貫通で剥き出しだったアブソーバーはポリ容器を良い感じにカットして設置。
この後、ATL給油口を加工して純正給油口まで繋げました。
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